腰痛
1度は腰痛の経験がある、という人が大変多いのですが、腰痛の原因とはどのようなものが考えられるのでしょうか?
腰痛の原因としくみについてお話しましょう。
治療方法
当院では、「えい!」などと強い力を加えたり、「ゴキゴキ、ボキボキ」などの音を鳴らすような行為は致しません。
強い力を加えたりすると生体防御反応が出てしまい、絶対に正常な状態に戻らないからですブロックなどを用いて無理に戻すような事も致しません。これももちろんすぐに悪い状態に戻ってしまいます。。
当院の治療方法は、ほんの少し正常な状態に戻るための力を加えるだけですので、もちろん痛みもありません。骨盤の周りを触れるだけですのでお腹に赤ちゃんがいる状態でも無理なくその時のベストな状態に持っていくことができます。
立ったままや座ったままで簡単に正常な状態に戻すことができますので、ほとんどの患者さんが驚かれます。
ご自分の骨盤の正常な位置を取り戻してみてはいかがでしょうか????
腰のせいだけではない腰痛の原因
腰痛には病気に関連するものや、機能的な問題から生じるものなどがあります。
腰痛には、ぎっくり腰のように突然おこる急性腰痛症から、繰り返し起きるしつこい慢性腰痛症まであります。
中には、腰のせいではなく、内臓の疾患のせいで腰に痛みが出るケースもあり、その原因、程度、頻度も様々です。
以前は、明らかな背骨の疾患や、内臓が原因の痛み以外の腰痛は、
関節や筋肉の損傷や負担が原因という見方が主でしたが、近年ではそれだけではなく、
心理的な影響、社会的な影響も腰痛の原因に関わっているのではないか
という見方も多くなってきました。
腰にも内臓にも検査で異常がみられなくても、精神的ストレスだけで腰痛が起こるケースがあるようなのです。
様々な原因を、詳しく見ていきましょう。
なぜ起きる?姿勢が原因の腰痛
長時間のデスクワークで腰痛に悩む人は、とても多いです。
体を酷使する肉体労働でも、長時間座り続けるデスクワークでも、腰痛になることがあります。
腰に無理がかからない姿勢を取れば、腰を支える筋肉の働きもしっかりしてくるのですが、
体にとって良くない姿勢を取り続けてしまうと、腰に悪い刺激が入り、腰を支える筋肉の力が弱まってしまうことがあります。
それが毎日のように繰り返されると、椎間板の水分が減少し、後々、そこに亀裂が入るといった変化が起こる可能性もあり、
状態によってはそれが原因で、腰痛や関連する症状を引起すことにもなりかねません。
※ヘルニアや関節の変形などが直接腰痛に結びつかないケースもあります。
意外と多い?精神的な緊張が原因の腰痛
頭の中であれこれ考えるといった、精神的な負担を余儀なくされながら、
荷物を抱える作業などを行っている時、腰背部の筋肉へかかる負担は、
精神的負担がない時よりも、かなり増加すると言われています。
また、腰痛の痛みに耐えたり、腰の心配をして不安になったるすることで、余計にストレスが増してしまい、
腰痛が慢性化してしまうこともあります。中には、うつ病と関連しているケースもあります。
腰痛のきっかけはコレが多い!
皆様から「腰痛になる時は、だいたいいつもコレがきっかけなんですよ。」
という話をよく伺うのですが、その多いものを挙げてみます。
この時、腰部の筋肉は過剰な緊張を強いられている可能性があります。
- ●長い時間パソコンをしている時
- ●寒い場所にじっとしていた日を境に
- ●会議でじっと座っている時
- ●重い荷物を持ち上げた瞬間
- ●出張で新幹線や高速バスに座り続けている時
- ●体重が急激に増えてから
- ●たまにしか履かないハイヒールで歩いた後
- ●布団や枕を変えてから
- ●ストレスがたまってイライラが続いた時
- ●たくさん寝過ぎてしまったと感じた朝
- ●マラソンやサッカーなど、運動をした後
腰痛の起こるメカニズム
関節や神経の異常が疑われる場合、病院での検査が必要になるケースもあります。
背骨は積み木のように積み重なっている「椎骨」という24個の骨と、
骨と骨の間でクッション材の役割をする「椎間板」から成り立っています。
背骨の中央には、脊髄神経が通っている縦に長い「脊柱管」という孔があります。
そして「椎間関節」という関節がそれぞれの節にあるため、
腰をかがめたり伸ばしたりなどの柔軟な動きが可能になります。
おおまかに挙げてもこれだけの構造をもっているわけですが、
腰痛を起こす時には、これらの構造を支える靭帯や筋肉、それを機能させる神経なども関わります。
何かの原因によって、椎間板が飛び出してヘルニアになったり、
脊柱管狭窄症のような神経を刺激する状態になると、腰痛や下肢痛、しびれなどを生じます。
また、日常多くみられる腰痛のように、筋肉の疲労により、腰を支える筋肉の力が低下すると、
血液循環も悪くなり、痛みを出す物質が産生され、筋肉の緊張も強まります。
すると腰部の不快感や痛みが繰り返し起きるようになってしまうのです。
腰痛は他の病気のサインにもなります。
健康管理のためにも、一度知っておくと便利です。